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ピアノ買取サイトを利用してピアノを売った私の体験談

ピアノを弾く様子

自宅のピアノを売ろうと思ったきっかけ

私が子供の頃に使用していたピアノには思い出がたくさん詰まっていました。大人になってからは殆ど弾いたりすることもなく、ただリビングにポツンと置かれているだけの状態でした。全く誰も使用しないのに存在感のあるアップライトピアノが場所を取ってしまうので、気持ち的にはとても寂しいと思ったのですが手放すことにしました。ピアノ買取業者さんに買い取ってもらえれば、きちんと調律した後にまた新しい場所で第二の人生を送ってもらえるということで気持ちもかなり楽になりました。

ピアノ買取業者の見つけ方について

ピアノ売却の意思を固めた時点で、ピアノ買取業者をネットで検索してみたところ想像以上にたくさんの業者が存在していることがわかりました。この中から最も高く買い取ってもらえる業者をどうやって見つけるかとなると、一件一件しらみつぶしに聞いていくしかないのかと、かなり面倒な気分になっていました。

そんな時に、ピアノ買取見積もり一括サイトというものが目に付いたので試しに覗いてみたら、ピアノの型番とペダル数、年式などを入力するだけで数社の買取業者からの見積もりがメールで知らせてきたので、いちいち買取業者に電話して見積もりを取る手間が省けたのです。

その中から、一番高く買取の提示価格を出した業者と2番目に高い見積もりを出した会社に電話をしてみました。一番高い見積もりの業者は、家の階段は別料金で見積額から差し引かれるという事実が判明したので最終的に、2番目の業者の条件が良かったのでそちらに決定して搬出日の予約をその場で入れました。

ピアノの引き取り当日について

ピアノの引き取りの当日は、予定時間通りにトラックが到着しました。まず、ピアノの状態を確認して蓋を開けて中も入念に確認していましたが、特に大きな傷もないのでメールで提示されていた見積もり価格通りのお支払いだと伝えられました。私もすぐにその価格で了承した後、いよいよ搬出作業に移りました。

別れる時は複雑な気持ちになりました

ピアノは一階部分のリビングに置かれていたので作業の方が二人でひょいと持ち上げてそのまま搬出されてトラックに乗せられました。あっけないほど簡単にトラックに乗せられたピアノは、やけに小さく見えました。20年近くリビングにあったピアノでしたが、やはり別れる時にはかなり複雑な思いでいっぱいになりました。でも、また新しくチューンアップされて、どこかでピアノを心待ちにしている家庭などで活躍してくれる事を想像して送り出しました。