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ピアノは嫌々やっても続かない!弾ける楽しみを先ずは知る事が大切と思います

ピアノを弾く手

誰でも子供の頃にピアノと出会うと思います。小学生のころには音楽室にピアノがあり、ピアノに触れる機会もあります。先生が弾いたり、ピアノを習っている同級生がみんなに披露するように弾いていた思い出があると思います。そういう私もピアノを弾いている人をみて、その当時はなんて上手なんだろうと思い、自分はピアノの曲を聴くことはあっても弾けるようになるとは思いもしませんでした。

それでも音楽の時間にはピアニカやオルガンなどピアノに似た鍵盤の楽器を弾く練習をして演奏する機会があると、自分でもピアノが弾けるのではないかと思うようになってきました。ただピアニカやオルガンなど合奏では簡単な曲を片手で弾くだけなのでそれほど難しく感じませんでした。

やはりピアノとなると右手、左手と両手で弾いてこそのあのすばらしいピアノの重厚な音が表現できるということもあってまだまだハードルは高く感じていました。なんとか両手で弾くことができればと考えていたのですが、あるきっかけで両手で弾くことにチャレンジしてみようと思うことがありました。

それは学校の音楽会の時にピアノの上手な同級生が選ばれてピアノ伴奏をするのですが、その手元を見ているとそれほど左手が複雑に動いているわけでもなくタイミングを合わせてて少し鍵盤をたたいて、右手でメロディを弾いているだけという感じで練習すればできるのではと思ったからです。

そしてその曲を家のオルガンで練習し始めました。楽譜を見てそこから手や指で鍵盤を探して弾くのではなく手や指が曲を覚えて動きを覚えると言う覚え方で鍵盤を弾くと少しずつ弾ける部分が長くなって曲として聴けるようになって行きました。もちろんいきなり両手ではなくまず右手、そして左手、両方別々に弾けるようになってから、今度は音を合わすように両手で弾いてみるということを繰り返しました。

両手を別々に動かすのはたいへんでしたが、一度慣れると後はひたすら練習をして指で曲を覚えていくと曲が弾けるようになりました。ピアノはきちんとピアノ教室に習っていてもたいへんだと聞いていたので、ピアノを弾くことは無理かと思っていたのですが、独力でも弾けるという実感がもてるようになりました。

ピアノを習っている人は最初はよくてもだんだん嫌々行っている人も多かったので、その点私は、自分の意思だけでピアノを練習したのでまったくそういった嫌々ピアノに向かうということがなかったのも練習を続けることができたのだと思います。独学なのでレベルはそれほどでもないですが、ピアノを弾ける楽しみがあるのは趣味としても長く続けていけます。