ピアノを湿気から守る方法
ピアノの天敵のひとつに湿気があります。そんな、湿気から大切なピアノを守る方法には、いくつかの方法があります。
湿気がピアノに及ぼす影響
湿気が溜まる事で、ピアノには、どのような悪影響が及ぶのでしょうか。まずは、金属に及ぼす影響ですが、湿度が80%以上になると金属は錆びると言われています。その為、湿度が80%以上の状態が続く事で、ピアノ内部の金属部品が錆びてしまう危険性が高くなってきます。
その他、湿気が多いとカビの原因にもなり、大切なピアノにカビが生えてしまう事も考えられます。
自宅で手軽に行う事ができるピアノの湿気対策
ピアノの湿気対策グッズは、専門店などに行くと購入する事も可能ですが、実際、自宅にあるものでも代用は可能です。例えば、缶のお菓子などを購入する際に付いてくる乾燥材。そんな、乾燥材をピアノ内部に入れておくだけでも、湿気を取る事が可能です。また、そんな乾燥材は、100円ショップでも購入する事ができる為、節約しながら、ピアノの湿気対策を行う事が可能になっています。
その他、雨の日は、ピアノの部屋の窓は締め切り、その上で、ピアノの蓋も締め切るようにします。反対に乾燥した良い天気の日には、窓を開け、ピアノの蓋も開けて、ピアノ内部を乾燥させる事がお勧めです。
また、エアコンなどで乾燥が気になる場合は、観葉植物を部屋に置き、湿度の調節を行う事で、快適なピアノ環境を維持する事が可能です。
まとめ
以上のようにピアノにおいて、湿気は天敵のひとつ。その為、湿度が高すぎないように、また、乾燥しすぎないように注意しながら、部屋の管理を行う事が大切になってきます。そして、それらの調節には、特に専用の機材が必要と言う事ではなく、身近なもので十分、可能になっています。もちろん、専用のグッズも販売していますが、費用の事を考えると、身近なもので代用する事ができる事は代用し、ピアノに良い環境を維持し続けて行くと良いかと思います。